初夏のきもちのよい気候から一転、雨が降る日が多くなってきましたね。
じめじめとした空気や、太陽の光が遮られる日が続くと、どうにも元気がでない!なんてことも。
さらに、髪がまとまらない、根元がべたつくといった悩みが重なると、つい鬱々としてしまいますよね。
梅雨のシーズンは1ヶ月以上、地域によっては2ヶ月近く続きます。
日々、気候に気分を左右されるのではなく、悩みをすこしでも解決することで、自分のごきげんをとってみませんか?
鏡をみたときに、きれいな髪に嬉しくなる。
雨の日にもそんな瞬間をつくるために、今からできる美髪メイクのポイントをご紹介します。
◆雨の日の髪トラブルとその原因
・うねり
・広がり
・ボリュームがでない
これらの髪トラブルの原因は、ダメージして弱ったところから、髪の中に空気中の水分が入り込んでしまうことにあります。
入り込んだ水分は、髪の中でランダムに膨らみます。
方向が定まっていないため、あっちにこっちにと髪を変形させ、それがうねりとなり、制御不能になってしまうのです。
そして、うねりによって隙間ができると、全体的にぶわっと広がります。
さらに、余分な水分によって髪内部の成分バランスがくずれると、本来の輝きを失ってしまうことも。
水分で髪がずっしりと重くなれば、スタイリングにも影響を及ぼします。
広がりを抑えたくて水をつけてしまう、その行為は逆効果!さらに状態を悪化させてしまいますので避けてくださいね。
水分は空気中に存在するものなので、その水分が入り込む隙間(=ダメージ)をなくすことが、雨の日では特に重要になってきます。
ヘアダメージにもいくつか種類がありますが、水分の侵入を防ぐには表面で髪を守っている「キューティクル」の補修が効果的。
キューティクルは、カラー・パーマの薬剤だけでなく、ヘアアイロンなどの熱、摩擦、紫外線など、日常の刺激によってダメージを受けているので、日々ケアを怠らないようにしましょう。
〈シャンプー〉ふわふわの泡で髪を洗う
洗う、すすぐという工程があるシャンプーでは、髪同士がこすれあうことで、摩擦ダメージに繋がります。
そこでポイントになるのが、髪と髪のクッションの役割をしている”泡”。
ふわふわもこもこの泡をたっぷりとつくるためには、予洗いで事前に汚れを落としておくのがポイントです。
〈トリートメント〉しっかりと浸透させる
髪にとっての栄養がたっぷりと含まれているトリートメントは、内部まで浸透させて、定着させることが大切です。
①毛先~中間にかけて付け、コーミングで全体になじませる
③上から下に向けて1本1本になじませるイメージで、指の腹でやさしくなでて、しっかりと浸透させる
③蒸しタオル・シャワーキャップ・ラップなどを使って5分ほどパックをする
〈ドライヤー〉キューティクルをキレイに閉じる
キューティクルには「水分を含むと開いて、乾くと閉じる」という特徴があります。
そのため、濡れている髪はキューティクルが開いていて、とっても無防備な状態。栄養や水分が抜けていきやすく、かつ刺激にも弱くなっています。
お風呂上がりはすぐに乾かして、髪を守れるようにキューティクルを閉じてあげましょう。
上から下へ連なっているキューティクルを逆立てないように、根元→中間→毛先の順でドライヤーをあてるのがおすすめです。
仕上げに上から下へむけて冷風をあてると、キューティクルがキュッと引き締まりますよ。
乾かす前にオイルベースのアウトバストリートメントを付けると、キューティクルがしっかりと接着し、艶がでます。
〈サロンケア〉月に一度の集中ケア
忙しい日々の中、毎日のお風呂でじっくりとケアするのは大変なこと。
さらに、ダメージがひどいと、どんなに良いアイテムを使っても、その栄養が入っていかない・抱えきれないといった問題がでてきます。
そのため、月1~2ペースで、プロにきちんとメンテナンスをしてもらうことが大切です。
今のアイテムやケアが、本当に自分の髪に合っているのかといったチェックもしてくれますよ。
また、トップのボリュームがでなくなってしまうことには、気温・湿度の高さによる頭皮のべたつきも関係します。
皮脂や汗をしっかりと落としてから化粧水や美容液で保湿をするなど、頭皮環境を整えることも併せて意識してみてくださいね。
キューティクルを守ることと、ダメージはしっかりと補修すること。
使うのはいつもと同じアイテムでも、少し意識を変えるだけで、雨の日にも負けない髪をつくっていくことができますよ。
ワンランク上の美髪でどんな日でもごきげんに、快適に過ごしていきましょう!
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